Q8:スピーカーケーブルの端子は、どのように決めるのですか? A8:最も癖が無いのが裸の電線むき出し状態です。けれどすぐに錆びるので、次善の策として、半田メッキ、無酸素銅の圧着端子(Y型)、純銀のバナナプラグ、などを使用します。分厚く硬い豪華なY型端子は振動に弱く、音が硬くなる傾向にあります。下地にニッケルメッキがされた金メッキ端子などは、磁気歪が発生し、好ましくありません。アンプの出力端子、スピーカーの入力端子の状況を踏まえ、…
Q7:オーディオのラインケーブルに関して、片側RCA、片側XLRのような変則的なケーブルは製作できますか? A7:製作可能です。接続予定の機器、および接続する箇所(入力、出力)によって、XLRコネクタにオスを選ぶかメスを選ぶか、2番ホットか3番ホットか、などが変わります。電子バランス出力の回路構成によって、変わることもあります。ご相談させてください。…
Q6:オーディオボード(grandezza)の下にカーペットを敷くことを推薦されていますが、置き方にノウハウはありますか? A6:ボードの上に乗る機器の脚、その直下には、最低限カーペットを入れましょう。カーペットの面積が小さい方が、音楽が活発な方向に変化します。しかし、活発過ぎると、それは「荒い音」の方向に向かいます。使用機器の性格に合わせ、ユーザーの耳で好みに合わせ、チューニングするところです。…
Q5:オーディオボード(grandezza)の下にカーペットを敷くことを推薦されていますが、「無し」だと音質上の問題がありますか? A5:オーディオボードを置く場所が、元々カーペットを敷いてある場合、そのままご使用ください。カーペットが必要なのは、フローリングの床や、オーディオラックの上など、硬いモノの場合です。硬いものと硬いものがぶつかれば、コツコツと音が乗ります。その音の影響がオーディオの音質にも出ますので、間にクッションとしてカーペットを挟むことを推奨しています。ゴム系のクッションは、吸音効果が…
Q4:インシュレータはオーディオボードのどの位置に置くべきですか? A4:インシュレータの中心を結んでできる四角形を想定した時、ボードの中心線に対し左右対称、さらに上下にも対称になるようにきちんと置くことが肝要です。避けるべきは斜めに置くことです。不均一な響きが不協和音となって機器に戻ってってきて、音を濁します。 …
Q3:インシュレータは、機器のどの位置に置くべきですか? A3:天然皮革のインシュレータsonoriteは直径が14mmφと小さいので、機器を支える場所の違いが明確に出ます。機器の四隅にあてがうのが大原則です。これで大人しい音になり過ぎたら、少し内側に置く・・・と活発な音に変わってきます。3点支持は、1点支持側の両端が振動モード上、開放端になるため、少々乱暴な音になる傾向にあります。音が荒れない範囲で、音楽の表情を生かし…
Q1:オーディオボードの寸法(縦横)は、上に乗せる機器との関係で、どのように決めるべきですか? A1:まずは音質上、ボードの上に乗せる機器の脚の位置を基準に考えます。脚の位置の中心から少なくとも3cm~5cmは外側に、余白を作ります。この余白が少ないと、伸びやかさに欠けた音質、詰まった感じ、リミット感(非解放感)を感じる音質になります。次にデザイン的なバランスの観点から考えます。ボードにアンプなどの機器を乗せた場合、機器の外径寸法よりも、少し大きなサイズのボードが安定感があって、…