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A1:まずは音質上、ボードの上に乗せる機器の脚の位置を基準に考えます。
脚の位置の中心から少なくとも3cm~5cmは外側に、余白を作ります。
この余白が少ないと、伸びやかさに欠けた音質、詰まった感じ、リミット感(非解放感)を感じる音質になります。

次にデザイン的なバランスの観点から考えます。

ボードにアンプなどの機器を乗せた場合、機器の外径寸法よりも、少し大きなサイズのボードが安定感があって、落ち着いた「見た目のバランス」になります。

逆に、真上から見てボードが見えないくらいギリギリだと、見た目上、寸詰まり感が出ます。どの程度にするかは、最終的にはユーザーの好みとなります。

A2:黒の半ツヤ(木目が見えます)か、ウオールナット木目(こげ茶)が選べます。

  それ以外の色の場合も、制作は可能ですが、別料金になります。

A3:天然皮革のインシュレータsonoriteは直径が14mmφと小さいので、機器を支える場所の違いが明確に出ます。

機器の四隅にあてがうのが大原則です。

これで大人しい音になり過ぎたら、少し内側に置く・・・と活発な音に変わってきます。

3点支持は、1点支持側の両端が振動モード上、開放端になるため、少々乱暴な音になる傾向にあります。

音が荒れない範囲で、音楽の表情を生かした適切な位置を探しましょう。

A4:インシュレータの中心を結んでできる四角形を想定した時、ボードの中心線に対し左右対称、さらに上下にも対称になるようにきちんと置くことが肝要です。

避けるべきは斜めに置くことです。不均一な響きが不協和音となって機器に戻ってってきて、音を濁します。 

A5:オーディオボードを置く場所が、元々カーペットを敷いてある場合、そのままご使用ください。

カーペットが必要なのは、フローリングの床や、オーディオラックの上など、硬いモノの場合です。

硬いものと硬いものがぶつかれば、コツコツと音が乗ります。その音の影響がオーディオの音質にも出ますので、間にクッションとしてカーペットを挟むことを推奨しています。

ゴム系のクッションは、吸音効果が強すぎて、響きがデッドになります。

A6:ボードの上に乗る機器の脚、その直下には、最低限カーペットを入れましょう。

カーペットの面積が小さい方が、音楽が活発な方向に変化します。

しかし、活発過ぎると、それは「荒い音」の方向に向かいます。

使用機器の性格に合わせ、ユーザーの耳で好みに合わせ、チューニングするところです。

A7:製作可能です。
接続予定の機器、および接続する箇所(入力、出力)によって、XLRコネクタにオスを選ぶかメスを選ぶか、2番ホットか3番ホットか、などが変わります。

電子バランス出力の回路構成によって、変わることもあります。ご相談させてください。

  

A8:最も癖が無いのが裸の電線むき出し状態です。けれどすぐに錆びるので、次善の策として、半田メッキ、無酸素銅の圧着端子(Y型)、純銀のバナナプラグ、などを使用します。分厚く硬い豪華なY型端子は振動に弱く、音が硬くなる傾向にあります。

下地にニッケルメッキがされた金メッキ端子などは、磁気歪が発生し、好ましくありません。

アンプの出力端子、スピーカーの入力端子の状況を踏まえ、ご相談の上、選択します。